江戸・東京 見どころMAP

江戸・東京 見どころMAP

「南伝馬町」から「江戸城」まで

さて江戸散策の第2回目は、風月堂の発祥の地、旧地名「南伝馬町」からかつての江戸城、現在の皇居方面まで歩いてみることにします。
現在の京橋2丁目、かつての南伝馬町2丁目のあたりに立ってみましょう。

南伝馬町周辺。

ここは東京駅八重洲口からもほど近く、八重洲口のリニューアルに合わせた再開発の真っ最中です。こんなふうに新旧のビルディングが隣り合ったコントラストがそこここに見られます。

京橋2丁目周辺。

京橋2丁目周辺。

南伝馬町周辺から日本橋方面を眺める。

南伝馬町周辺から日本橋方面を眺める。

このあたりは道幅もとても広く、武士や商人が行き交う江戸の中心だったことがよくわかります。
「伝馬町」という町名はその名称そのままに、江戸時代はお城からの使者や物資を運ぶための「伝馬」の拠点であり、江戸だけでなく各城下町に置かれていました。
江戸では、江戸城の大手門から程近い日本橋大伝馬町、小伝馬町、南伝馬町が存在していました。
この3つの町は、江戸の「町」の筆頭、すなわち江戸を代表する町として尊重されました。
そこで商家のひさしも1間(約180センチ)まで許されていたといいますから、現代のアーケード街のような様相を呈していたことがうかがえます。
江戸の天下祭りと言われる日枝神社と神田明神の祭りの祭礼行列の先頭には、必ず大伝馬町と南伝馬町の山車が引かれ、また毎年6月には祇園会が開催されており、大変な賑わいを見せていたそうです。
風月堂があった南伝馬町2丁目はまさしく祇園会の中心地。さぞかし大賑わいだったことでしょう。

日本橋3丁目交差点から東京駅八重洲口方面を望む。片側4車線の広い通り。

日本橋3丁目交差点から東京駅八重洲口方面を望む。片側4車線の広い通り。

写真から一本入った筋道には、東京の横丁らしい風景が残っています。そう、実はこのあたり、東京駅周辺に勤務するサラリーマンたちの憩いの場。小粋な料理屋や居酒屋がたくさんありますので、ぜひ散策してみてくださいね。

東京駅八重洲口の風景。

東京駅八重洲口の風景。

さて、まっすぐ進むとすっかりリニューアルした東京駅八重洲口に行き当たります。新幹線のホームはこちら八重洲口にほど近く、百貨店やホテルなどが並んでいます。
地下街を抜けて、反対側、丸の内側へ進んでみましょう。

お馴染み、東京駅の姿。

お馴染み、東京駅の姿。

丸の内側は高層のオフィスビルが立ち並ぶ近未来的な風景。
このあたりには江戸時代、広大な直参大名の屋敷が存在していました。現在も一区画の大きさや道幅にその名残を見ることができます。
そして正面の緑は皇居、すなわち江戸城のお堀です。

丸の内から皇居を望む。

丸の内から皇居を望む。

高層ビルが皇居のお堀に映り込む。

高層ビルが皇居のお堀に映り込む。

皇居の緑が白壁に映える。

皇居の緑が白壁に映える。

南伝馬町(京橋)から江戸城(皇居)まで、現代の大人の足でも20分ほど。
いかにお城を中心に江戸の町が形成されていったかがわかる散歩道です。
八重洲側の町民文化が花開いた町並みと、丸の内側の整然とした雰囲気。意識して歩いてみるのもオススメです。あなたも江戸市民になった気分で歩いてみませんか?

最寄駅: 東京メトロ銀座線「京橋」駅
JR「東京」駅