ご挨拶

私たち上野凮月堂は、1747年の創業以来260年あまり、
創業者大住喜右衛門の意志を大切に引き継ぎ、今日に至ります。
この260年の間には、幕末、明治維新、関東大震災、
そして二つの世界大戦と大きな歴史の荒波の中に身を置いてまいりました。
しかし、どのようなときも時の当主たちは、不屈の精神で
立ち上がりすぐに菓子作りをはじめています。
その志は今も同じく、決して揺るぐことなくお菓子作りの精神へと活かされております。
そしてまたその精神は、今日、上野凮月堂に引き継がれているものです。

上野凮月堂の信念、それは「変化し続ける時代のニーズにお応えしながら、
常に品質の高い商品を提供し続ける」ということです。
長い間、積み重ね続けてきた凮月堂の心、それは江戸時代なら江戸時代、
明治なら明治とそのときどきの時代にあわせて
「お客様の求められているものにいかに迅速に、的確にお応えするか」
ということでした。

震災や戦火といった痛手から、素早く再建を果たしたのも
「一日でも早く、以前のようなお菓子をお客様にお届けしたい」
という先人たちの思いからでした。

こうした先人の努力は、私たち上野凮月堂が今、そして未来へ向けて
忘れてはならない教えであり、引き継いでいかなければならない使命でもあります。

これからもなにとぞご支援、ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。

株式会社 上野凮月堂
代表取締役社長 大住佑介